2019年1月の動き

2019年1月23日

先進国・その他の状況 オーストラリアの住宅価格、下落鮮明 35年ぶりの下落水準

オーストラリアの住宅価格が下落しています。

2018年12月の住宅価格は前月比1.3%減と35年ぶりの落ち幅となりました。

豪住宅市場は人口増を背景に上昇を続けてきましたが、ここ最近中国マネーの流入が減少し、下落スピードを速めているようです。

低金利や中国からの投資マネー流入を背景に、シドニーの住宅価格は2017年半ばまでの5年で76%も上昇していました。上がりすぎだという話でもありますが、日本人にとっても人気な投資先ですので、要注目です。

先進国・その他の状況2019

中国製造2025は順調に進展-米報告書

2019年1月28日の週から始まる米中貿易交渉を前に、米商工会議所と在中国米商工会議所が中国のハイテク政策の推進状況を詳しく記した報告書をまとめ、その中で、改めて中国の野心的な計画が幅広く実行されていると指摘しました。

ファーウェイCFOの引き渡しやこのレポート提出など、交渉を前に色々と難しい材料が出ています。

中国製造2025についてのまとめと経緯

統計・データ 日本の株信用買い残、1年7か月ぶりの低水準に

2019年1月22日に東京証券取引所が発表した18日申し込み時点の信用取引の買い残高は2兆4521億円となり11日申し込み時点に比べて84億円減りました。

また、この水準は2017年6月2日時点以来、約1年7カ月ぶりの低水準となっています。

相場上昇を受け、信用買いの持ち高を解消する個人投資家の動きが優勢となったようです。

各国の統計・データのまとめ(2019年)

先進国その他の状況 日本の長期金利は、再びマイナス

2019年1月22日、日本の長期金利が2週間ぶりに再びマイナスをつけました。1月22日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.010%低いー0.005%をつけています。

IMFによる世界経済の成長率予測の引き下げを受け海外景気への不安が広がり、安全資産とされる国債が買われたと思われます。

また、日銀が1月23日まで開く金融政策決定会合で物価見通しを引き下げるとの観測も、緩和長期化を想起させて金利下押し圧力になっています。

先進国・その他の状況2019

新NAFTA(USMCA) カナダ、新NAFTA協定案を今年前半に議会承認得たい考え

カナダの貿易を担当している大臣が、新NAFTAについえt2019年前半にも議会承認を取りつけたい考えを示しました。

新NAFTAはカナダにとって「可能な範囲で最善」と表現し、議会の速やかな承認に期待感を示しました。



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