ブラジルレアルは上がるのか?現状から今後の行方まで色々なポイントで考えるブログ

このブログは、

  • 依然高い利回りであるブラジルレアルに投資をしてみたいが、どういう所に気を付けたら良いのか分からない人、または
  • 既に投資をしているがここ最近のブラジルレアルの不調さを不安に思っていて、色々と調べている方

向けに書いている投資ブログです。

ここ最近低い水準で推移するブラジルレアル。利回りの高さからとても魅力的ですし、見通しを考えるとき、ここまで落ちているのだからもうそろそろ上がるのでは、と思ってしまいます。

筆者はバリュー平均法でブラジルに2016年から投資をしている個人投資家です。含み損を抱えている状況ですが、投資は継続しています。

ずっと投資し続けています。以下に書いてある通り、この国のポテンシャルを考えれば長期で見れば上がる可能性が高いと思っているからです。

このブログはブラジルの基本情報のみならず、最近ブラジルとブラジルレアルで何が起こっているか網羅的に知りたい人に向けて書いているものです。

ブラジルレアル、ブラジル株式のチャート

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まずはチャートを見てみましょう。

左上の「BRLJPY」がレアルー円、「USDBRL」がドルーレアル、「JZY0」ブラジル株式の代表的指数であるボベスパです。

クリックする事でご覧いただけます。

期間:直近5年(出所:TradingView)


2014年は1レアル=50円位だったことも考えると、かなりレアル安になっています。

レアル3月も最安値を複数回更新

世界的な大暴落が起きた3月6日以降、ブラジルにも大きな影響が及びました。

サウジアラビアとロシアの減産協議が3月6日に不調に終わると、レアルは大きく下落し、6日だけで下落率は9%程度に達しました。

その後、何度もレアルは史上最安値を更新し、もはや底が見えない状況になりつつあります。

ただ、こういった所で時間分散をきかせて少しずつ拾っていくというのが長期的な成功の秘訣です。

史上最安値については記事の下の方で言及していますのでご参考ください。

中央銀行が為替介入

2020年3月9日の暴落を受けて、ブラジル中央銀行は対ドルでのレアル安を止めるため、合計2回の為替介入をした模様です。

金額は35億ドル規模と見られます。

中銀のブルノ・セラ理事は同日、必要な限り介入を続けるとして市場参加者をけん制しました。

コロナウイルス蔓延に対する経済対策

300億ドルの経済対策を発表

2020年3月16日、ブラジル政府は新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を和らげるため、約1500億レアル(300億ドル)の景気支援策を発表しました。

ただ、新たな歳出は含まれず、社会保障給付の前倒しや企業の納税延期などの措置が柱となっているようです。

  1. 社会保障関連が834億レアル、
  2. 企業の雇用維持支援が594億レアル、
  3. 新型ウイルスに直接対処する費用が45億レアル。

また、ゲジス経済相は新型ウイルス蔓延に伴って成長予測の見直しを行っている事も明らかにしました。

既にブラジルが景気後退に陥るとの見方が高まっていて、景気を支えるため財政規則を緩和するよう政府に求める声が上がっています。

ゲジス氏は、歳出上限のルールは変更しないと強調したが、財政赤字に関するルールを見直していることを明らかにしています。

3月20日には非常事態を宣言

2020年3月20日、ブラジル政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、非常事態を宣言しました。

これにより感染拡大抑制に向け連邦予算の利用が可能になります

ボルソナロ大統領は、国内の新型ウイルス感染拡大は6月が正念場になると予想しているようです。

ブラジルはすでに中国とEUからの入国を禁止している状況です。

大規模な流動性供給策を発表

2020年3月23日、中央銀行が大規模な流動性供給策を発表しました。

これによってすでに発表されていた政策と合わせれば、1兆2,160億レアル(24兆円程度、対GDP比16.7%)の資金が供給されるとの試算になります。

国内でコロナウイルス感染者が拡大する中で、中央銀行として出来る事はとにかくやるという姿勢です。

ブラジルの通貨、ブラジルレアル

  2020年のブラジルレアルの見通しは・・・

新型コロナウイルスの影響がどこまで及ぶのか、ボルソナロ新政権の改革の進捗、米中貿易合意に伴うブラジル輸出の影響でしょうか。

新型コロナウイルスの影響がなかなか収束しない中、世界同時株安マーケットクラッシュが起きてブラジルレアルも恐ろしいほど売られています。

2020年3月におけるマーケットはもはや投げ売りに近い状況なので、こういった時は冷静になって丁寧に下値を拾っていくべきでしょう。

ボルソナロ大統領の改革については手始めとなる年金改革は2019年10月に成立しました。

次は財政や税制改革です。内容は下の方に記していますので、そちらもご参考ください。

上記についても憲法改正が必要なものがあり、議会対策など、政治的なポイントがいくつもあって、それいかんによってブラジルレアルは大きく揺れ動く事でしょう。

今回のコロナウイルスの様に、内政のみならず外部要因でも脆弱な動きをする場合がありますから、引き続き外部要因にも注意しておくべきです。

注意
財政改革の成否如何で乱高下するかもしれない事を考えれば、単純にブラジルの成長期待というだけで投資すると短期では大きなリターンを得れない可能性も高いかもしれません。

やはりオススメはじっくり腰を据えて一定程度の金利収入を確保しつつ気長に押し目買いをしながらリターンを積んでいくといった所が正攻法ではないでしょうか。

仕込むタイミングは政治的な情勢をしっかり見据えておくことが大切でしょう。

ブラジルレアルの今後の見通しというテーマで記事を別途作っていますので、そちらもご参考ください。

【2020年4月】中長期的に見れば買って良いブラジルレアルの現状と今後の見込み

米中貿易摩擦第一段階合意の余波でレアル安に?

2020年1月、ブラジルの通貨レアル相場は頭打ちする対照的な展開をみせていますが、これは米中貿易摩擦の合意第一弾が影響していると思われます。

ブラジルは米中摩擦の背後で中国向け輸出を拡大させていましたが、今回はその逆回転といった所でしょうか。

米中合意に伴う中国の米国産農産品輸入拡大の「しわ寄せ」がブラジル経済にとってはマイナスとなり、それが嫌気されてレアルが売られる、といったものです。

ここ最近はインフレ率も底入れして追加緩和余地が限られる一方、政府は通貨安を容認する姿勢を示すなど相場の上値は重い状況です。

こうした中では、構造改革の進捗が引き続き試されるかもしれません。

2019年後半、株は上昇したのにレアルが売られた理由

年金改革以降、株は最高値を更新した一方、レアルは対ドルで最低値を記録するなど弱くなっています。背景には政治的な要因がありそうです。

2019年10月以降、年金改革成立を受けて、税制など企業業績面でプラスに繋がるさらなる構造改革が前進するとの期待が高まり株価は最高値を更新しました。

しかし、レアル相場は対照的に上値が重く、対ドルで過去最低値を記録したりしました。

この背景には、

  • 与党PSL内での派閥抗争が激化するなどの動きが表面化したこと
  • 収監されていたルラ元大統領が釈放され『反ボルソナロ』派の結集を呼び掛け、政界再編を目指す動きを活発化させたこと
  • 中南米諸国での反政府デモの動きが伝播し政治的に不安定な状況が続くのではないかという懸念があったこと
  • アメリカがブラジルに対して鉄鋼の関税引き上げを表明したこと

がありそうです。

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レアル投資家は、株投資家と比べて少し慎重になっていたという所でしょうか。

こうした低い所で少しずつ拾っていくのが長期投資の王道です。

ブラジルレアルの長期的な見通しは?ブラジルレアルの底は?

今後の見通しを考える場合、まずは直近の最下限はどこなのかを知っておく必要があります。

それは、

2020年3月31日 1米ドル=5.21レアル
2020年4月1日 対円で1レアル=20.2円で史上最安値を更新

の二つですが、最安値を更新したばかりであまり意味がないですね。。。

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こういう時は冷静になって下値を丁寧に拾っていくというのが個人的なおススメです。

世界的な大暴落が起きた2020年3月9日、ブラジルにも大きな影響が及びました。

もちろんブラジルレアルも大きく売られ、対ドルで前週末比2.4%安となる1ドル=4.7レアルと、当時の過去最安値を更新しました。(その後何度も最安値を更新録しています)

また対円では一時20.2円まで下げました

もはや底が見えない状況になりつつあります。

既に年初来からの下落率は15%以上に達しました。

マーケットがとにかく投げ売りの状況となっており、感情的になっています。
こういう時こそ落ち着いて丁寧に下値を拾っていきたい所です。

ブラジルレアルの今後の見通し

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繰り返しになりますが。。。

今後の見通しを考える場合、まずは直近の最下限はどこなのかを知っておく必要があります。

それは、

2020年3月17日 1米ドル=5.21レアル
2020年4月1日 対円で1レアル=20.2円で史上最安値を更新

の二つでしょうか。

2020年4月時点では、

1米ドル=5.2レアル
1レアル=20円台

となっています。

既に最安値を更新しているので、どこまで下がるか見守るしかありません。。。

当面コロナウィルスに伴う報道に左右されそうですが、それゆえ、その問題が収束すればいくつかの点で以下の点で回復する見込みがあります。

まず、レアルの割安感が挙げられます。

レアルはこれまでの下落で割安感が強まっており、レアルは実質実効為替レートの過去10年平均に対し約20%割安な水準にあるとのレポートもあります。

また、比較的余裕のある外貨準備も味方になるでしょう。

ブラジルの外貨準備高は2019年12月現在で3,569億米ドルとなっていて、必要となれば為替介入に活用することが可能です。

既に年初来からの下落率は10%に達し、感情的になっているマーケットの時こそ買い場です。

ただ、感情的に投げ売りされている所もあるのではないかと思いますので、冷静になって仕込んでいくのもありかと思います。

ビッグマック指数(≒購買力平価)で考えた場合のBRL

もう一つ、通貨が割安か否かを考える時のツールであるビッグマック指数と実際のレートを検討してみましょう。

ビッグマック指数の説明等は↓をご参考ください。

割安な新興国通貨はどれだ??購買力平価(ビッグマック指数)で考える簡単チェック

日本のビッグマックは390円、ブラジルでは17.5ブラジルレアル(2019年7月現在)。

1BRL 22.28円(2019年7月末時点)

が購買力平価説を基にした簡易的なブラジルレアル・円の為替レートになります。

こうした所からすると今の為替レートは高めになっているという事ですね。

ブラジルレアルの急落・暴落の可能性は?

2018年7月のトルコショックの様に、極端なレアル安になる可能性はあるのか。

もちろん可能性はあります。

まずは政治の混迷です。

何度も繰り返しになってしまいますが、ボルソナロ政権がしっかりと政治改革を遂行できるか。

注意
例えば、汚職疑惑などで国会が空転したりすると、前政権や前々政権の様に遅々として物事が進まず、そのままレアルも下降といった事になりかねません。

もう一つは、やはりグローバル経済の低迷です。

貿易摩擦問題や、その他世界政治に絡む問題でリスクオフになったりすると新興国通貨はまず売られてしまいます。

例えば、2019年8月などには、なんとなくブラジルの内政(改革の進展など)などよりも米中摩擦の激化やアルゼンチンペソの急落といった外部要因でブラジル経済が危ぶまれる感じが強くなっていました。

もっともこれはどの新興国通貨にも言える事であり、ブラジルレアル特有の問題ではありません。

ブラジルレアル安の理由、政治の混乱

2015年に史上最安値を更新した背景として、政治の混乱がありました。

現在も大統領選挙は混とんとしているので、政治不安につながるともっと大きな下落圧力につながる可能性があります。

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当時ブラジルレアルが回復したのは、ルセフ前大統領が辞職し、テメル大統領代行の大統領昇格となった後、政治機能の回復が見られたためです。
MEMO
2019年においてお政治が重要テーマであることは変わりありません。まずは年金改革の行方を見守る所からです。

ボルソナロ氏の政治リスク

ボルソナロ政権の改革を進める上で国民からの支持は欠かせませんが、ボルソナロ氏がめちゃくちゃクリーンな政治家なのか、というと必ずしもそうとは言い切れません。

実際に、不支持率が支持率を上回る状況が続くなど、決して好調というわけではありません。

特に与党内では大統領の息子達が幅を利かせたり、身内重用も目立っていて、こうした行動が支持率低下に拍車をかける可能性があります。

ブラジルの大統領は、スキャンダルで常に世間から見放され、下野する事が多かったこともあり、この問題に継続的に注意していく必要があると思われます。

年金改革法案が成功し、勢いに乗れるか

2019年からボルソナロ大統領政権が始動し、マーケットは注目していました。

どこまで彼がブラジルの政治や様々なムダを削減できるのか見ているわけです。

その中で一つ注目なのが年金改革法案だったわけです。

そして、一つの節目が2019年10月下旬に訪れました。

2019年10月22日、ブラジル上院は年金改革法案を可決しました。これによりブラジル株は過去最高値を記録しています。

上院は、年金改革法案の骨格案を60対19の賛成多数で可決しました。

ボルソナロ大統領が行っている政策についての進捗をフォローしている記事は以下からご確認ください。

ブラジル大統領ボルソナロ氏の経済政策に関するまとめ

年金改革法案がブラジル経済に与える影響

年金改革法案の成立は二つの意味でブラジル経済に好影響を与えたと思われます。

  1. 中央銀行が利下げシナリオを維持できたこと
  2. 年金改革の「次」の道筋をつけたこと

ブラジルのGDP成長率は15~16年ごろの最悪期からは改善しているものの、引き続き低水準で、金融緩和による刺激が必要な状況です。

ただ、ブラジル中央銀行は利下げを続けることが出来る要因として年金改革法案の動向をあげており、これがとん挫していたら、利下げして景気回復を行うというシナリオが崩壊していました。

次に、行政・財政改革案への道筋をつけた点です。

その詳細は以下に記していますのでここでは割愛しますが、この改革には憲法改正が必要で6割の賛成がなくてはなりません。

少数与党のボルソナロ政権は引き続き厳しい状況ですが、年金改革法案の2回目の採決で賛成が、1回目の採決より増えるなどボルソナロ政権の政策に支持拡大の動きが見られており、この勢いで以てすれば憲法改正を含む改革も可能となるかもしれません。

年金改革の次は?? 行政・財政改革案の概要を発表

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では、年金改革の次は何が来るのでしょうか

2019年11月5日、ブラジル政府は行政・財政改革案の概要を発表しました。

概要

  • 公務員の給与に代表される硬直化した予算の仕組みを改め、財政を立て直すこと
  • 国から地方自治体への税の配分の仕方の見直し

等です。

10月に成立させた年金改革法案に続く重要課題として、2020年の成立を目指します。

課題

この改革は市場からの評価は相当高いですが、実現には憲法改正が必要で、かなりの抵抗も予想されるため、一筋縄ではいかないでしょう。

ブラジルでは公務員給与や教育関係予算など支出が固定化していて、歳出削減の余地が乏しい問問題がありました。

これを新たな改革案では労働時間と給与を削減できるようにして、柔軟性を持たせます。

政府案が実現した場合、初年度に247億8000万レアル(約6750億円)の予算削減効果が見込めるという事です。

税収の配分も見直します。

予算不足でインフラや治安の維持に苦労する州が多い中、公共政策を地方分権型に移行させて構造を抜本的に変えるという事です。

注意

上記提案の実現には憲法改正が必要で、上下院で議席の5分の3の協力を得る必要があります。年金改革と同様に、時間がかかるでしょうし、どうやって議会を説得していくかという問題が立ちはだかります。

懸念されるアマゾン森林火災問題、長引けば経済の重荷に

2019年8月に発生したアマゾンの森林火災が拡大するなか、ブラジルとヨーロッパの対立が改善しません。

そもそもの対立点は何ですか??

ボルソナロ大統領は経済成長のために森林開発を進めたい一方で、ヨーロッパはアマゾンを保護すべきだと主張している事です。

ヨーロッパがかなり深い懸念を示している事に、ボルソナロ大統領は内政干渉だと強く反発しています。

このまま行くとどんなリスクがあるでしょうか??

ヨーロッパとの関係悪化がさらに進むと、経済成長の足かせとなるリスクも出てくると思われます。

ボルソナロ氏は「アマゾンはブラジル国民のものだ」と繰り返し訴え、ヨーロッパ、特にフランスのマクロン氏を念頭に「植民地主義を思い起こさせる」などと発言したりして、少し感情的な様相も帯びています。

ブラジル政府は、今が焼き畑の時期にあたり、火災は例年並みだと主張しています。

ブラジル国立宇宙研究所によれば、今年のアマゾン地域での火災発生件数は直近のピークだった2010年の6割程度との事です。

いつもとそんなに変わらないなら、なぜこんなに注目を浴びているのでしょうか??

国際的な関心が集まるのはボルソナロ氏の姿勢に原因がありそうです。

ボルソナロ氏は地球温暖化に懐疑的で、環境保護より経済開発を優先しています。

ボルソナロ氏の環境問題に関する言動

  • 2018年の大統領選ではアマゾンの土地売買や農地開発を容易にする規制緩和を行うと公約
  • 政権発足後、道路を舗装し、農牧地や鉱山の開発を後押し
  • 違法伐採を監視する政府機関の予算を削減
  • それまで違法だった金の違法採掘を合法化し、国が管理する方針も提示
  • 上記の行動から、政権が森林開発を容認したと受け止められ、違法伐採や焼き畑が急増

ブラジルは南部に産業が集中していて、森林が広がる北部は貧しい事で知られます。

歴代政権は、この格差を分配によって解決しようとしてきましたが、ボルソナロ氏はそれを経済振興によって成し遂げようとしているのです。

ただ、このままボルソナロ氏が強硬姿勢を続けると経済にも悪影響を及ぼしかねません。

すでに欧米の衣料・靴メーカーがブラジル製素材の発注を停止する方針を発表しました。

EUと、ブラジルを含む南米4カ国のFTAも見直しの検討が公然と言われる等、成長戦略の根幹とするFTA網の拡大にも黄信号がともり始めています。

最初はなんてことないと思っていたアマゾン森林火災問題は、意外に政権を大きく揺らしそうです。

ブラジルの金利

2020年4月時点の政策金利 3.75%

2019年7月に約1年4カ月ぶりの利下げをして以降、ブラジルの金融政策は緩和局面と言えるでしょう。

直近では2020年3月18日、ブラジル中央銀行は政策金利を0.5%引き下げ、過去最低の年3.75%としました。

これで利下げは6会合連続となりますが市場予想とはほぼ合致した結果となったようです。

中銀は前回会合で利下げサイクルの終了を示唆していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、追加利下げに踏み切りました。

中銀は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済を大きく減速させ、コモディティ価格の下落、不安定な資産価格の変動を引き起こし、ブラジルを含めた新興国経済が苦境に立たされているとの認識を示し、金利引き下げの理由としました。

また、今回の利下げはFRBの緊急利下げに追随したものと受け止められますが、レアルの下落が止まらない中、金利低下は通貨安を加速させる懸念もあります。

また、今後の金融政策については、今回決定した政策金利の水準を維持することが適切であるとし、更なる利下げには慎重な姿勢を示しました。

更なる利下げを正当化するレポート

中央銀行は3月26日発表のインフレ報告書で2020年の成長率が0%になるとの見通しを示しました。

低成長に加えてインフレ率も抑制された状態が続く見通しで、これは追加緩和を正当化する内容です。

また利下げが行われることになるかもしれません。

元々は4.25%で利下げ打ち止めと考えられていたが・・・

ブラジル中銀のインフレ率のシナリオは、20年は3.5%、21年は3.8%です。

前提は為替レートは1ドル=4.25レアルが続く、というもので2020年3月時点では4.3レアルを超えていますので、想定を超えたレアル安です。

政策金利は4.25%から21年末には6%に引き上げるとしていました

別のシナリオでは、為替の前提は同じですが、政策金利を4.5%に維持するケースが示されています。

この場合のインフレ率は20年は3.5%で先のシナリオと同じですが、21年は3.8%になるとの試算を示しています。

どちらにしても、ブラジル中銀のインフレ目標である4.25%±1.5%を満たしています。

足元のインフレ率を見ると12月は前年比で4.3%となっており、既にブラジル中銀の見通しを上回っています。

中銀は政策金利の水準について、以前から緩和的水準(中立金利を下回る)と述べていました。

このため、インフレを考えるなら一段の利下げはないでしょう。

しかしコロナウイルスと米中貿易合意に伴うブラジルの対中輸出の影響が大きいと、景気後退懸念が更に強まり、利下げをもう一段するという可能性もありました。

ブラジルの政策金利の推移は↓

【最新】ブラジルの政策金利と金融政策の推移とまとめ2018~

ブラジルの金融政策-インフレターゲット

ブラジルの中央銀行は、インフレターゲットなる考え方を導入しています。

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これは、国の物価上昇をこれくらいにするように金融政策の舵を取る、といったようなこと。

これまで高いインフレ率に悩まされてきたブラジルはこうする事でなるべく安定した物価を維持しようと躍起なわけです。

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因みに、2019年は4.25%許容範囲±1.5%です。

日本もこれに倣ってインフレターゲットの様な事を黒田総裁から始めていますが、デフレに悩む日本とは逆です。

2022年からのインフレ目標、中央値を4.25%から3.5%に変更

2019年6月下旬、国家通貨審議会が開かれました。

ここで2022年のインフレ目標を3.5%(許容範囲±1.5% ) とすることが発表されました。

これまでと違って、そこまでインフレに悩まなく良くなった状況となっているようです。

貿易摩擦問題

2019年12月20日、アメリカのトランプ大統領はボルソナロ大統領に対し、ブラジルからの鉄鋼・アルミニウム輸入への追加関税の発動を見送ると伝えました。

背景

トランプ氏は12月2日、ブラジルとアルゼンチンが自国通貨の操作で米国の農家の利益を損なっていると主張し、両国から輸入する鉄鋼・アルミへの追加関税を直ちに発動させると表明していました。

しかし、トランプ大統領は2019年12月20日、ボルソナロ大統領と電話での貿易協議を行い、その中で同関税を賦課する事を見送ると伝えたようです。

一瞬、ブラジルの新たな課題として認識されかけ始めましたが、何とか杞憂に終わったようです。

元々のアメリカの主張

ブラジルが自国通貨を切り下げてアメリカの輸出品が不利を受けていると主張しています。

確かに、レアルは2019年初から12月までの間に対ドルで1割安い水準で推移し、11月下旬に最安値を更新しています。

ただ、これはどちらかと言うと選挙対策の色合いもあるかもしれません。

保護主義的な政策を打ち出して、業績悪化に苦しむ鉄鋼メーカーや、中国との貿易戦争で打撃を受ける農家にアピールする、というものです。

これを受けて、ボルソナロ大統領は同じ日に

「私はこれは報復ではないとみており、私はトランプ氏にアルミ価格への関税で罰することのないように話す」

とコメントしています。

アメリカにおいて鉄鋼の輸入相手国のうちブラジルはカナダに次いで2番目に大きく、19年1~9月期の輸入量は前年同期比1割増えたという事です。

ブラジル株の現状

ブラジルレアルの代表的指数ボベスパはページ最上部のチャートと合わせてご覧ください。

コロナウイルス相場におけるブラジル株式市場の状況

2020年3月のブラジル株式市場は他国の株式相場と同様大きく売られています。具体的な状況はどうなっているでしょうか。

急落を主導する大きな要因は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大懸念による世界経済の不透明感です。

これを嫌気した海外投資家の資金流出がブラジル株式を軟調にしていると考えられます。

2020年のブラジル株式市場における海外投資家の累積資金流出額は、既に約1兆円程度になっています。

これは既にリーマン・ショック時を上回るレベルなのです。

割安感が少しずつ出ている?

ブラジル資産に割安感も生まれつつあります。

どこまで景気後退があるのか慎重に見極めなければなりませんが、少なくとも現時点でのブラジル株式の12カ月先予想PERは、10倍台と、2019年5月以来の低水準まで低下しています。

新型コロナウイルスの影響の度合いが徐々に分かってくる中で、相場環境が安定化する過程では、ブラジル株式が見直される可能性もあると思われます。

2020年3月9日の大暴落

2020年3月9日の週でブラジルの主要株価指数ボベスパは大暴落し、1年7か月分の上昇が一気に無くなりました。

背景

他国同様、新型コロナウイルスの懸念深刻化による売りが殺到したためです。

3月12日の取引時間中では、2度にわたりすべての株式売買を中断する措置(サーキットブレーカー)が発動されました。

これで前週末比からの下落幅は約26%となり、1年7カ月分の上昇分が帳消しとなりました。

【ボベスパの推移(2019年12月15日~2020年3月13日)出所:TradingView】
今週同措置が発動したのは3日目です。
地元メディアによると、1日に2度の発動は2008年の金融危機時でも実施されておらず、1日の下落率としては22年ぶりの大きさだという事です。

ブラジル債券への投資は?

ブラジルへの投資で最もポピュラーなのはブラジル国債などの債券投資でしょう。

これ以外にも例えば公的機関(例えば世界銀行)などが、ブラジルレアル建ての債券を発行したりしていますが、大体同じくらいの利回りになっています。

短期金利が6.5%程度という事で、高い利回りを求めている人には引き続き魅力のある投資先ではありますが、今投資をするのは、やはりブラジルレアルの為替益狙いという性格もかなり持つことになるでしょう。

為替は全ての要因が複雑に絡み合って、価格形成がなされます。すべてを把握するのは不可能ですが、大まかな所だけでもポイントを押さえて投資する事が重要です。

因みに、ブラジル債券への投資は証券会社で買うことが出来ますし、売買タイミングを縛られたくないなら投資信託が一番良いでしょう。

ブラジルの大統領と選挙

ブラジルの2018年大統領選挙は紆余曲折ありました。

ボルソナロ大統領がどの様な人間かを知る為に大統領選挙の戦い方を知る事は良い材料となるでしょう。

参考図書として大統領選挙の経緯をまとめたものをご紹介します。

参考 2018年ブラジル大統領選挙Amazon.com

2019年1月 ボルソナロ氏が新しい大統領に就任

2019年1月1日、ジャイル・ボルソナロ新大統領(63)が就任し、就任演説を行いました。

低迷する経済を構造改革路線で立て直すと強調し、外交では米トランプ政権と接近し、キューバやベネズエラなど反米諸国と対立する姿勢を鮮明にしました。

ボルソナロ氏は首都ブラジリアの議会で宣誓し、経済について「政府は収入以上に支出しない」と述べて財政再建に意欲をみせるとともに、市場開放や自由貿易などの重要性も強調しました。

また、「官僚主義を排除し、生産者や労働者から負担を取り除く」と述べ、構造改革にも意欲を燃やしました。

これらについて、いずれも投資家にとってはとても良い響きですがどこまで実現させるのかが最も重要です。

2018年大統領選挙

ブラジルの大統領選挙について他候補の動きや状況等をより細かくまとめた書籍があります。

↓からどうぞ!

ブラジル大統領選挙の経緯(アマゾンページへ飛びます)

2018年ブラジルの大統領選挙のまとめ

BRICSの一国 ブラジルの経済・産業

経済は南米トップ、世界トップ10に入る規模

ブラジルのGDPは2兆ドルを超え世界トップ10に入る経済大国で名実ともに南米トップの国です。経済規模だけでいうならばカナダより大きく、イタリアと同じくらいになっています。

2019年の経済成長率

2020年3月4日に発表された2019年のGDPは前年比で1.1%増でした。

伸び率は17~18年の1.3%から微減となりました。

理由

隣国アルゼンチンの景気低迷や中国でのアフリカ豚熱(ASF)のまん延で、経済をけん引してきた輸出が減少に転じた為です。

政府は20年に2%台の成長を目指していますが、新型コロナウイルスの影響もあり、達成は微妙な感じになっています。

輸出がマイナスとなるのは5年ぶりで、最大の貿易相手である中国への飼料用大豆の輸出が大きく落ち込んだのが響きました。

2020年はコロナウイルスの影響もあり不透明なるも、IMFは改革を評価

2020年3月現在、ブラジル景気の先行きをみると、不透明感が強いかもしれません。

主な要因

  • コロナウイルスで輸出相手国である中国の景気が急激に悪化していること
  • レアル安に伴って部品を海外から仕入れる製造業の苦境
  • 構造改革の停滞懸念
  • 頭打ちがみられる国内景況感

などが挙げられます。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ブラジルの主要輸出品目である農畜産物や資源価格は下落基調が続いています。

レアルは1ドル=4.5レアルと過去最安値を更新するなど、対ドルで年初来から1割以上低い水準で取引されており、輸入品に頼る製造業などで影響が出始めています。

因みに、IMFは2020年1月に更新した世界経済見通しで、世界主要国の20年の経済成長率予測を下方修正したにもかかわらず、ブラジルに関しては成長率見通しを2.2%に上方修正しています。

愚直に経済構造の改革を進めていってほしいものです。

景気浮揚のための歳出増をどこまで許すか

2019年後半現在、ブラジルの景気は厳しい状況なわけですが、これに対するボルソナロ大統領の対応が注目されます。

ボルソナロ大統領は大統領選挙時に財政再建を公約の一つの柱としていた事から、他のポピュリズム政権と違ってのべつ幕無しの歳出増は出来ません。

ただ、景気低迷に伴う歳入鈍化を受けて、財政状況はひっ迫度合いを増している状況でもあります。

そこで大統領としても景気浮揚で税収アップを図るべく、政権の経済チームに対して歳出の伸びを前年のインフレ率以下に抑えることを定めた歳出上限法の見直しを指示したようです。

ただ、この法律改正には議会承認が必要です。

議会は同法及び経常歳出に向けた国債発行の禁止、プライマリーバランスの達成を財政政策の柱とみる傾向があり、なかなか実現が難しそうな情勢です。

心配なのは、仮にそれが可決してしまった時にマーケットがどう反応するかということ。

実現すれば金融市場では財政健全化に向けたストッパーが外れたと見る可能性もあり、そうなると年金改革でレアルが上昇する事を我慢して見守っていた投資家を裏切る事になる可能性もあります。

2019年5月、ブラジル政府が成長率見通しを1.5%に下方修正

2019年5月14日、ブラジル政府は2019年のGDP成長率の見通しを年率1.5%と、従来予測(2.5%)から下方修正する方針を示しました。

世界経済の悪化のおありを受けて輸出や投資が伸び悩んでおり、それを踏まえての事です。

こうした中、国内では景気刺激策として、中央銀行の利下げを予測する声も上がっているようです。

ブラジル中央銀行、2019年の成長予想を2.0%へ下方修正

2019年4月、ブラジル中央銀行は2019年のブラジル経済の成長予測を従来の2.4%から2.0%に下方修正しました。

世界全体の景気の不透明感や政治的な不透明さからだと思われます。

ブラジルの人口

人口も多く、その数は約2億人です。しかし、人口が多いので一人当たりのGDPになると8700ドル(2017年)ほどと、世界でも70番目くらいの位置です。出生率は1.8程度で新興国の中では少し低めかもしれません。

ブラジルの農業

ブラジルの第一次産業のGDPに占める割合は約5%です。

広大な国土、温暖な気候、多くの水資源を有しているため世界有数の農業生産国となっています。

現在の耕地は約8,000万ヘクタールあると言われており、更に耕地利用が可能な土地も数多くあるため、海外から注目されています。

有名な生産品はやまりコーヒー豆。これは世界第一位です。

他にもさとうきび、オレンジも世界第1位です。大豆、たばこ、牛肉、鶏肉なども盛んに生産されており、いずれも世界第2位、とうもろこしは世界第3位の生産量をほこります。

因みに、NAFTA交渉の影響で、メキシコへのトウモロコシ輸出が急増しています。

資源国としてのブラジル、中国の影響も注意

鉱工業の分野では、南米の生産の約60%を占めています。ブラジルは、資源が豊富な国で、特に鉄鉱石には強みがあり、産出量は世界第2位と、輸出余力もかなりあります。

ちなみに、鉄鉱石の輸出を担っているのがヴァーレという会社で世界4大鉱物メジャーの一つになっています。

この鉄鉱石の一大消費地は中国ですので、その価格は中国の需要が変動要因の一つとなります。

中国は産業合理化を行う為、過剰な設備の廃棄を行っており、鉄鋼生産量が減少傾向にあります。

中国の政策もブラジル投資を考えるとき重要です。中国に関するブログは以下をご参考にしてください。

中国のブログ

鉄鋼の大きな輸出先であるアメリカの保護貿易政策の件については、ブラジルは適用除外の扱いを受けています。

ブラジルは石油の産出もしています。

ペトロブラスという会社が海底油田の探索に成功し、自給のみならず輸出も行えるようになりました。

科学技術の発展にも注力

ブラジルは、南米で最も発達した工業国でもあります。

ブラジルの工業分野は、自動車、鉄鋼、コンピュータ、航空機など多岐にわたります。これらブラジルの科学技術の発展は、外資の導入を誘致することに成功したと言われています。

日本も多くの企業が現地法人を設立したり、工場を持ったりしています。

今後も経済発展するための素地は既に持っていると言えるでしょう。

ブラジルのインフラ劣化に伴う経済への悪影響

2018年以降、とにかくブラジルで橋やダムなどインフラのトラブルが頻発しています。

これによって物流も滞り、商品市況に影響を与えかねない事態が相次いでいます。

2019年4月には北部パラ州の橋が崩落し、大豆の輸出港につながる主要道路が閉鎖されました。

2018年にはトラック運転手のストライキで鶏肉、19年1月にはダム鉱山の決壊で鉄鉱石の輸出が滞り、国際相場を押し上げました。

資源や食料で世界経済に欠かせないブラジルですが、インフラのもろさからくる物流機能不全というリスクが浮き彫りになっています。

ブラジルが世界シェアの約2割を誇る鉄鉱石でも、同様のインフラ崩壊にからむ国際相場への悪影響が出ています。

2019年1月に資源大手ヴァーレが保有する鉱山ダムが決壊し、行方不明者を含め300人超の犠牲者が出たのです。

同社は事故を受け複数の鉱山の稼働を停止し、輸出見通しを急減させたことで、鉄鉱石相場を押し上げました。

国連はブラジル政府に対し、物流インフラの改善を求めてきましたが、歴代政権は無視してきました。

背景には予算不足という根本的な問題が横たわっています。

特に最大のネックは、50代から受給資格を得ることができる年金制度です。

労働争議により、インフラが機能しなくなるという問題もあります。

2018年5月には燃料費の値上げに抗議するトラック運転手らのストライキにより、1週間以上にわたり物流網が停止し大きな社会混乱を引き起こしました。

ブラジルの政治

大統領制で議会は二院制

ブラジルは大統領制です。大統領および副大統領の任期は4年で、3選は憲法で禁止されています。

議会は上院(元老院、定数81)・下院(代議院、定数513)の二院制を敷いています。

現在の大統領や直前の大統領については「ブラジルの大統領」で記述しておりますのでご参考にしてください。

格付けが投資適格に戻れば・・・

ブラジルの場合は政治です。

政治家が目先の人気取りに目がくらまず地道な財政運営と構造改革を行ってファンダメンタルズの回復に努めれば相当レアル投資家やブラジル株の投資家は儲かるでしょう。

格付けも2018年現在非投資適格ですが、これが投資適格に戻ればレアルの1レアル=40円といった懐かしい水準も回復できます。

それまでは辛抱強く待つしかないか、それとも諦めるか・・・

おすすめのブラジル投信は?

個人的にお勧めするのは、やはり外資系の運用会社の商品か、国内の運用会社でもしっかりとした海外のブラジル運用に強い運用会社に外部委託している商品です。

信託報酬が若干高くなる傾向にありますが、信託報酬の高さばかり気にして、肝心のリサーチ体制やパフォーマンスを置き去りにしてはいけません。

パフォーマンスは1年などの短期ではなく、なるべく長めのもののほうがパフォーマンスの差がしっかり出ます。参考にできると思います。

また、純資産が最低でも10億円はあるものが良いと思います。

あまりに純資産が小さいファンドは、運用会社も入ってくる信託報酬が多くないので繰り上げ償還(途中でファンドの運用をやめてしまうこと)をする可能性が高くなってくる為です。

加えて個人的に重視しているのはレポートの充実です。

投資する前も投資した後も質の高いレポートがたくさん出ている事は大切ですね。

特にしっかりと相場観を記している所は重宝するものです。

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