2019年4月5日
インドの総選挙、モディ勢力の過半数超えは農村部の支持がカギ
現状、パキスタン空爆で少し支持率が回復しているものの、引き続きNDAの予想議席率は過半数前後となっています。
もし、NDAの議席が過半数に足らなかった場合は、連立野党の統一進歩同盟(UPA)が他党と連携して政権を奪還する可能性も否定はできません。
ポイントは与党NDAへの農村部の支持がどこまで広まるのかでしょう。
続きはこちら インドの選挙関連ニュースのまとめと経緯(2018年~19年)
インドの総選挙、モディ政権又は与党にとってのプラスとマイナスポイント
今回の選挙で与党NDAに有利に働くのは、
- 国防問題への関心の高まり
- モディ首相支持者の多い若年有権者の増加
- モディ首相率いるBJPによる連立工作の進展
などでしょう。
続きはこちら インドの選挙関連ニュースのまとめと経緯(2018年~19年)
中国経済は2019年後半底入れとの予想が多い
中国のエコノミスト調査によると、中国の1~3月期のGDP成長率の予測平均値は6.2%となり、2018年4~6月期から4四半期連続で減速する見通しとなりました。6.2%という数値は、四半期の成長率としては、統計でさかのぼれる1992年以来で最低となります。
ただ、中国政府による経済政策で年後半には底入れするとの見方が多いようです。
2019年通年の成長率見通しは6.3%、2020年だと6.1%、2021年は6%となっています。
EU、離脱案承認が延期の条件
2019年4月3日、EUのユンケル欧州委員長は、イギリス英議会が12日までに離脱協定案を承認しない限り延期に応じない考えを示しました。
メイ首相は離脱延期を実行して何とか事態他界を図りたいと考えますが、EU側では協議進展に疑念の声が強い状況です。
EUは将来の通商関係の協議には柔軟さを示す一方で、イギリス議会に協定案承認を強硬に迫ります。
BREXIT(ブレグジット)の交渉経緯と影響のまとめ(2019年4月~)
トランプ大統領、米中首脳会談の有無は今後4週間で方向性
2019年4月4日、トランプ大統領は「首脳会談できるかは、今後4週間以内に分かるだろう」とコメントしました。
発動済みの追加関税の扱いや知的財産の保護など解決すべき課題が依然として残っていて、話し合いを続けると説明しました。
MITもファーウェイやZTEとの協力を中止
アメリカのMITはファーウェイ、ZTEとの協力関係を打ち切る方針を決めました。
アメリカ政府がイラン制裁違反を理由にそれぞれ起訴したり制裁を科したりしたことを理由に挙げています。
MIT以外にも米中摩擦を背景に、中国企業との関係を見直すアメリカの大学が増えています。
MIT以外だと、既にスタンフォード大やカリフォルニア大バークレー校などがファーウェイからの寄付金受け入れを停止しています。
インド準備銀行、利下げして年6%に
インド準備銀行は2019年4月4日に開いた政策決定会合で、政策金利を0.25%引き下げ年6%としました。
これで利下げは2会合連続となります。
インフレ懸念の後退や経済成長率の鈍化、またFRBが2019年内の利上げを見送る方針を示したこともを踏まえて、利下げと判断した模様です。
因みにインドのインフレ率は18年8~10月に3%台で推移し、18年11月以降は2%前後で落ち着いています。
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