2019年4月の出来事

2019年4月1日

地方選挙、エルドアン大統領には厳しい結果

統一地方選挙の結果はエルドアン政権にとって厳しいものとなりました。

今回の選挙は既報の通りエルドアン大統領や与党AKPへの「信任投票」の意味合いがあったわけですが、結果的には、首都アンカラと最大都市イスタンブールで長年与党AKP が守ってきた市長の座を最大野党CHP に明け渡し、都市部を中心とする政権への信認低下を示す形となったのです。

続きはこちら 2019年3月地方選挙前に起こったルコリラ急落についてのまとめ

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BREXITが起きた後の影響についてまとめた記事を新たに投稿しました。

BREXIT(ブレグジット)が起きた後の影響

欧米系のファンドが中国の不良債権問題を商機に

中国の不良債権問題は中国の今後の中長期的な成長を占う上でかなり重要な問題ですが、ここ最近外資系ファンドが不良債権の購入を拡大しているようです。

不良債権の定義は難しいですが、広義の市場規模は150兆円に上るという事で、外資系ファンドはこれを商機とみて最近活躍の場を広げているようです。

当局によると、中国の商業銀行が抱える不良債権は18年末に2兆元(約33兆円)に上っていて、最近は年1兆元(16~17兆円)ペースで処理を進めているものの新規発生が上回り、残高は1年で3千億元も増えました。

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2019年3月の中国PMIは50を上回る

2019年3月31日に発表された3月の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は前月より1.3ポイント上昇して50.5となりました。

拡大と縮小の節目となる50を2018年10月以来5カ月ぶりに上回りました。

景況感の本格回復は4月以降の数値を見極める必要があります。

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ドイツのメルケル首相がアイルランドを訪問、合意なき離脱見据え

ドイツのメルケル首相がアイルランドのバラッカー首相と2019年4月4日にダブリンで会談します。

EUは合意なき離脱の可能性がかなりあるとみていて、その際の悪影響をいかに少なくするかにほぼ全ての作業を集中させているとの事で、メルケル首相はアイルランドに対して合意なき離脱となった場合のアイルランド国境を守る計画を求める予定との事です。

EUはもうイギリスをEUとして助けることは出来ないとして、イギリスに対し、4月の第一週に「合意なき離脱」か「離脱の長期延期」か方針を示すよう求めています。

BREXIT(ブレグジット)の交渉経緯と影響のまとめ(2018年11月~2019年3月)

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2019年3月下旬に起きた、トルコリラ急落に関する経緯についてスポット記事を投稿しました!

2019年3月地方選挙前に起こったルコリラ急落についてのまとめ

インドネシア大統領選挙、引き続きジョコ大統領がリード

2019年4月17日の投開票のインドネシア大統領選まであと少しです。

再選を目指すジョコ大統領と対立候補のプラボウォ元陸軍戦略予備軍司令官の戦いもヒートップしてきていますが、3月30日、テレビ討論会で防衛や外交を巡り激しい舌戦を交わしました。

現在支持率ではジョコ氏が優位に立っています。しかし、一部調査ではプラボウォ氏が激しく追い上げていて、どうなるかはもちろん分かりません。

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