2018年11月19日
米中貿易摩擦 トランプ大統領、貿易摩擦問題解決を楽観視
2018年11月16日、トランプ大統領は自身の要求に対する中国の回答を受け取り、米中貿易問題の解決に楽観的になっていると語りました。
中国から対応する用意のある回答書を受け取り、それらはまだ完全ではないもののいつかの時点で合意に達するだろうとの認識を示したのです。
ただ、NAFTAの時と同じようにすぐにうまくいくようなことはないでしょう。引き続き注意をして見る必要があります。
BREXIT メイ首相降ろしはどうなるか
イギリス保守党の主要7議員がメイ首相の退陣に向け積極的に動いているという報道がありました。
7議員とはボリス・ジョンソン前外相、デービッド・デービス元EU離脱担当相、同担当相を2018年11月15日に辞任したドミニク・ラーブ氏が含まれているとの事です。
メイ首相は自身のEU離脱案に「代替案はない」とし、現時点で不信任案に必要な書簡は集まらないと認識していると述べました。
因みにイギリスの産業界は2018年11月16日、メイ首相の離脱協定案に対する支持を表明しています。ただ、その一方で合意なき離脱への準備も同時に進めているようです。
インド 政府による中央銀行の監視強化??
インド政府が中央銀行に対する政府の監督強化を可能にする可能性が出て来ました。もし、本当にそうなってしまうと、同国に対する投資家の信頼が揺らぐかもしれず、またインドルピーの売り材料となるかもしれません。
ここ最近、政府と中央銀行の関係はぎくしゃくしていました。
今回の報道では、インド政府が金融の安定や金融政策の伝達、為替管理といった機能の監督にあたる委員会の設置につながる規制案を作成するよう、中央銀行の理事会に勧告した、というものだそうです。
まだ詳細はよく分からず今後の状況を注視した方が良いでしょう。
2018年11月17日
メキシコは0.25%の利上げ
中央銀行は、2018年11月15日の定例会合で、政策金利を7.75%から8.00%へ0.25%引き上げることを決定しました。
これは事前の市場予想通りで大きなサプライズではありませんでした。
今回の背景としては、インフレ率がインフレ目標レンジ(3±1%)を上回っていることに加え、メキシコペソ安などによって、さらなるインフレ率の加速懸念が浮上したことなどがあります。
因みにペソ安は国外の要因もさることながら、ロペスオブラドール次期大統領によるところもあると思います。
例えば、メキシコ市の新空港建設中止を発表したことで、ペソは大幅に下落しました。
また、同氏は現政権が決めたエネルギー市場の民間企業への開放など、市場から期待される政策についても反対の姿勢です。
実際に撤回した場合には、大統領に対する市場の信認が低下し、さらなるペソ安につながる恐れがあるでしょう。
こうしたペソ安により、インフレ率加速が懸念されることも、今回の利上げを促したものとみられます。
メキシコに投資すべきか? メキシコペソ・メキシコ株の投資ブログ
ブラジル中央銀行のゴールドファイン総裁が辞任
現在の中銀総裁のイラン・ゴールドファイン氏が辞任する事が2018年11月15日に発表され、ロベルト・カンポス・ネト氏が次期中央銀行総裁となる事が分かりました。
ゴールドファイン氏は2016 年の就任以降、穏当な政策運営により国際金融市場からの信認を高めてきていましたが、元々政権交代を期に退任するとの観測が出ていました。
次期中銀総裁に就任予定のネト氏は米UCLA出身の大手民間銀行重役でトレーディング部門を率いています。
同氏は軍政時代に経済政策を司る企画相を務めた経験がある上、その後も金融界に長く身を置くなど同
国では著名エコノミストのひとりとして知られています。
ゴールドファイン氏が大手銀行のエコノミストなどを歴任したことを考えれば、似たような境遇できたこともあり、総裁交代に伴う中銀スタンスの劇的な変化はあまりないのではないかと思われます。
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