2018年10月4日
トルコ 9月のインフレ率24.5% 追加利上げの圧力に
2018年10月3日、9月の消費者物価上昇率が発表となりました。上昇率は前年同月比で24.5%となり、約15年ぶり高水準に達しています。
インフレ高進は6カ月連続で通貨リラの急落によってあらゆるものが値上がりしています。
しかし、今回の水準は大方の予想をも超えており、かなり高めの状況になっています。
2018年10月3日、アルバイラク財務相は9月がインフレのピークとの認識を示しましたが、市場は警戒を強めているようです。ある専門家は今後数カ月で30%まで上昇するリスクもあると言っています。
これではさすがに投資家もリラ買いが出来ません。
再び、マーケットからの利上げ圧力にさらされた中央銀行ですが、金融引き締めを嫌うエルドアン大統領の圧力は必至。
2018年10月25日の次回会合で追加利上げに踏み切るかの判断を迫られる事になります。
ここでまた利上げできないと、せっかく安定してきたリラも再び下落基調になる可能性があります。
牧師問題やEUとの関係改善といった良い情報があっても、利上げが出来なければ全て帳消しになる可能性もあります。
ベトナム 当面、党書記長が国家主席を兼務
ベトナム共産党は2018年10月3日までに、最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長が次期国家主席を兼務する方針を固めました。
2018年9月に死去したナンバー2のチャン・ダイ・クアン氏の実質的な後任人事となりますが、既述の通り元々権力移譲がなされるというのがこれまでの路線だったので、当面の対応という事でしょう。
たあ、これまで党の主席と国家主席が同じ人になる事はベトナムではなく、今回が初めての試みになるようです。
こうした変化が今後どういう効果を生むのかは、長期的になりますがウォッチしていると面白いかませんね。
2018年10月3日
米中貿易戦争 アメリカ、長期戦への準備??
アメリカは、対中貿易摩擦において、長期戦に備えた様々な手を打っているように見受けられます。
例えば、「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」には、中国製品を北米地域から排除することを狙ったとも受け止められる条項が盛り込まれました。
これはアメリカを中心とした対中貿易障壁を作る事の一端だと見る人が相応にいます。
トランプ大統領は、2018年10月1日、ホワイトハウスで新協定を発表した時に、「中国との協議は時期尚早だ。彼らは過去何年もわれわれから搾取し続けてきた。そんなにすぐに協議入りとはならない」と語っています。
NAFTA問題が一先ず片付き、中国に向けられるパワーが一気に増えました。また事態が動く可能性があります。
あとは11月の中間選挙でしょうか。この結果が対中戦略に影響する可能性もあります。
ブラジル大統領選挙 引き続き決選投票の行方は不透明
先週、最新の世論調査が公表されました。
引き続きボルソナロ氏が首位で、その次にアダジ氏が高い支持を得ています。
ただ、両者が決選投票に進んだ場合の支持率は調査会社によってまちまちとなっているようです。
マーケットは、財政再建により積極的なボルソナロ氏を支持している人が多いですが、もしそうならなかった場合のレアル動向がかなり不安です。
因みに、入院しているボルソナロ氏の容体は良好で退院も近いそうです。
トルコ 9月26日にエルドアン大統領が牧師問題に言及
エルドアン大統領は2018年9月26日(米国時間)に、自身にアメリカ人牧師を解放する権限はなく、司法判断を尊重するべきだという趣旨のコメントをしました。
これは10月12日にトルコの裁判所で行われる同牧師の聴聞を意識したものであると考えられます。
市場では、エルドアン大統領の対面を保ちつつ、司法判断の下で釈放される、というシナリオを持ち始めており、一先ずそれが維持される形となりました。
実際に牧師が釈放されたなら、トルコリラは大きく上昇するかもしれません。
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