2018年10月9日
ブラジル大統領選挙 連立相手探しがポイント
決選投票に進むのはボルソナロ氏とアダジ氏に決まったわけですが、どちらも連立相手探しに奔走しなければなりません。
ブラジルの次期大統領は就任直後から財政悪化や景気低迷などの課題に直面します。どちらの候補が勝っても議会で改革を通すための連立相手探しに苦慮するのはほぼ間違いないです。
何しろ、ブラジルは過去数十年で最悪の景気後退からの回復途上であるだけなく、国民に負担を強いる年金制度改革も控えています。このため、来年1月1日に就任する次期大統領は迅速に行動していかなければならないのです。
現在優勢が伝えられているボルソナロ氏は、議会との癒着がはびこるブラジルの政治体質を批判しています。しかし、同氏が勝てば、政権樹立に向けて議会との交渉は避けられません。
一方のアダジ氏。現在頼れる連立相手は小規模政党である共産党に限られるでしょう。しかしアダジ氏が所属する労働党は、ルラ氏の後を継いだルセフ元大統領の弾劾を巡って共産党と対立し、最終的に連立が崩壊した経緯があります。
どちらがなっても、円滑に物事すすめていく為の連立相手探しに苦心する可能性が高いかもしれません。
ブラジル ボベスパ、第一回大統領選挙投票後に上昇
2018年10月8日、ボベスパが急伸し、前週末比3762.39(4.6%)高の8万6083.91となりました。
これは、2018年5月16日以来ほぼ5カ月ぶりの高値です。
10月7日投開票の第一回大統領選挙の結果を受けて、経済改革が進むとの期待が強まり幅広い銘柄に買いが膨らんだようです。
ただ、まだ終わっていません。
決選投票で改革に後ろ向きなアダジ氏が当選する確率はまだまだあります。そうなると、今回の上昇はおろか、激しい下落になる可能性もまだあります。
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ブラジルレアルは上がるのか?現状から今後の行方まで色々なポイントで考えるブログ
2018年10月8日
アメリカ雇用統計 雇用者数と賃金は伸び鈍化
2018年9月のアメリカ雇用統計が10月5日に発表されました。
雇用者数の伸びが前月より小さく、予想も下回りました。しかし、失業率は1969年以来の水準に低下しています。
今回の雇用統計も労働市場が引き続き逼迫している状況を示しています。
雇用が労働力人口を上回るペースで伸びているわけですが、そうした中でも賃金上昇が加速する状況には至っていないようです。
パウエルFRB議長は、失業率低下で物価が急上昇し、更なる積極的な利上げを余儀なくされることにはならないとの見方を示していますが、今後数か月のデータ次第と言えそうです。
ブラジル大統領選挙 ボルソナロ氏、46.2%の得票率で決選投票へ
2018年10月7日、ついにブラジル大統領選の第1回投票が行われました。
結果は大方の予想通り。
元軍人のジャイール・ボルソナロ下院議員が大差で首位に立ちました。支持率を急伸させていたルラ氏の後継者であるアダジ氏は29.1%でした。
この二人が10月28日の決選投票で対決します。
今の所はボルソナロ氏が有利なように見えますが、ボルソナロとアダジ氏に投票しなかった人が、決選投票でどういった行動をするのかは全くの未知数。
あと3週間弱、ブラジルに投資をしている人はソワソワする事になりそうです。
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