2018年10月9日 IMFが最新の世界経済見通しを公表
2018年10月9日、IMFは3か月に一度公表している最新の経済見通しを発表しました。
2018年と2019年の世界経済成長率の予想をいずれも+3.7%とし、前回7月の予想から▲0.2%引き下げています。
先進国では2019年のアメリカの見通しが引き下げられましたが、その他は大きな変更はないようです。アメリカの変更要因はもちろん貿易摩擦。
IMFは先進国・新興国ともに全体では来年も今年と同程度のペースの成長が続くと見ているようです。
2018年10月6日 アメリカ雇用統計 雇用者数と賃金は伸び鈍化
2018年9月のアメリカ雇用統計が10月5日に発表されました。
雇用者数の伸びが前月より小さく、予想も下回りました。しかし、失業率は1969年以来の水準に低下しています。
今回の雇用統計も労働市場が引き続き逼迫している状況を示しています。
雇用が労働力人口を上回るペースで伸びているわけですが、そうした中でも賃金上昇が加速する状況には至っていないようです。
パウエルFRB議長は、失業率低下で物価が急上昇し、更なる積極的な利上げを余儀なくされることにはならないとの見方を示していますが、今後数か月のデータ次第と言えそうです。
2018年10月5日 米国長期金利が上昇
2018年10月3日、アメリカの長期金利は3.18%を付け2011年7月以来の高水準を記録しました。
翌日は一段と上昇し、一時3.2%台と11年5月以来の水準となりました。
これまで何度も意識されてきた3%の壁を越えましたね。
直接のきっかけはISMの非製造業景況感が過去最高を更新した事でした。これに加えてイタリア財政問題の前進が伝えられたこともあり、投資家のリスク許容度が高まって、債券が売られ金利が高くなったのです。
アメリカの長期金利が高くなると、新興国通貨からの資金流出が促進されます。新興国へ投資をしている人にとっては、アメリカの長期金利の状況を更に注視していく必要があるかもしれません。
IMF、世界経済見通しを下方修正
IMFは世界経済の成長見通しを近く下方修正するようです。
ラガルド専務理事は貿易紛争と金融状況のタイト化が見通しを暗くしているとコメントしました。
IMFは2018年7月の世界経済見通しで、今年と来年の成長率をそれぞれ3.9%と予測していました。しかし、ラガルド専務理事は、『もはやそれほど楽観的ではない』趣旨の発言をしたようです。
IMFは2018年10月9日に四半期に一度発表している世界経済見通しの最新版をを発表する予定です。
2018年9月
アメリカ 利上げ
2018年9⽉26⽇、アメリカのFRBが利上げを決定しました。
主要政策⾦利であるFF⾦利の誘導⽬標を、市場の予想通り0.25%ポイント引き上げ、年2.00〜2.25%のレンジにするという内容です。
あとは今後どの様な反応や影響を残していくかですね。
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