インドネシアの統計・経済データのまとめ

ここではインドネシアの経済、データについてフォーカスしてまとめていきたいと思います。

2020年6月

1-5月の貿易収支は3年ぶりの黒字

1-5月の貿易収支は+43.1億ドルと前年同期の▲21.3億ドルから反転し、3年ぶりに黒字となりました。

例年5月には海外への配当支払いが集中するため、赤字になりやすくなっていましたが、今年は貿易収支の改善もあり銀行間のドル流動性のひっ迫は見られませんでした。

これが昨今のインドネシアルピアの安定性にも一役買っているかもしれません。

2020年5月

4月の自動車販売は急減

2020年5月18日、インドネシアの4月の新車販売が発表され、前年同月比91%減の7871台と、過去最大の落ち込みだったことが分かりました。

インドネシアはタイと並ぶ東南アジア最大の新車市場をもっていますが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月から首都ジャカルタ特別州など国内の各州が大規模な行動制限に踏みきり、需要が急減したようです。

3月の新車販売は7万6811台と、前年同月比で15%減にとどまっていましたが、4月はここから一気に落ち込んでしまいました。

第1四半期のGDPは+2.97%

2020年5月5日発表のインドネシアの2020年1~3月期GDPは、前年同期比+2.97%でした。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞で、2019年10~12月期の4.97%から急速に鈍化しました。

これは統計が残る2001年以降、最低の記録です。

GDPの約58%を占める家計消費は2.84%増と、5.02%だった2019年1~3月期に比べて小幅にとどまったほか、GDPの約32%を構成する投資も+1.7%と、19年1~3月期(5.03%増)に比べ伸びが鈍化しました。

ロックダウンの措置はしばらく継続すると予想され、第2・四半期は大幅なマイナス成長になるとの予想が多いようです。

2020年2月

CPI、1月は前年比で+2.68%

2020年2月3日、インドネシア統計局は1月のCPIを発表しました。

前年比2.68%%上昇で、市場予想の2.86%%を下回りました。

このため統計局は、1月の数字は旧来の方法で算出された昨年12月(前年比2.72%上昇)と比較することはできないとしています。

2019年のGDPは5.02%

2020年2月5日、2019年のGDPの伸び率が18年に比べ5.02%であったとの発表がありました。

背景

米中貿易摩擦による世界経済の減速で資源価格が下落し、国内景気に悪影響を与えました。

物価安定と利下げを追い風に家計消費は堅調な一方、外需の鈍化や企業の設備投資意欲の弱さが重石になっているわけです。

足元では海外からの投資も伸び悩んでいます。

ジョコ政権は税制優遇などの制度を充実させ海外からの投資呼び込みに力を入れています。

具体的数値

  • 2019年通年の伸び率は2018年の5.17%と比べ鈍化。政府目標の5.3%にも届かず。
  • 2019年10~12月期の伸び率は4.97%。
  • 四半期ベースでは16年10~12月期以来、3年ぶりに5%の大台を割り込む。
  • 2019年の自動車販売台数が18年比で1割減少
  • 耐久消費財の消費も陰り。

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