フィリピンペソ・フィリピン株への投資 考えるべきポイント

このブログは、

  1. 相場に左右されずに
  2. 気長に忍耐強く

フィリピンへ投資する人たちのための情報提供ブログです。

特に、

  1. フィリピンへの投資に興味があって基本的な情報を網羅的に学びたい人、
  2. 既にフィリピンに投資をしているが大きな含み損を抱えていて一旦冷静に状況を再確認したい方

を想定しています。

筆者はバリュー平均法なる方法でフィリピンに投資をしている個人投資家です。既にそうした方法で投資をして2年くらいです。

ずっと投資し続けています。

フィリピンは若い人が多くて長く持てば成果を得やすい国ではないかと思っています。

大きな流れをつかむための情報をここで積極的に提供していきたいと思っています!

フィリピンの金融政策に特化した記事は↓をご参考下さい。

フィリピンの金融政策の経緯とまとめ2019

フィリピンの2019年5月に行われた中間選挙に関するスポット記事は↓

【2019年5月】フィリピンの中間選挙とドウテルテ大統領の政策


フィリピンペソとフィリピン総合指数(株式)のチャート

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まずはチャートからです。

【直近5年のフィリピンペソとフィリピン総合指数の動き(出所:TradingView)】

左上にPHPJPYと書かれてあるのがペソー日本円のチャート、PSECがフィリピン総合指数です。


フィリピンの金利

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フィリピンの金融政策に特化して記述している記事がありますので、そちらもご参考ください!
フィリピンの金融政策の経緯とまとめ2019

2019年10月時点でのフィリピンの政策金利は4.0%

2019年9月26日、フィリピン中央銀行は0.25ポイントの利下げを実施し、政策金利を4.0%としました。

インフレ圧力が抑られている中で、金融緩和を継続するとの姿勢を継続しました。

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この利上げはほぼ予想通りの結果でした。

東南アジア各国も同様に利下げフェーズです。

米中貿易戦争の長期化で景気の先行きに不透明感が増す中、金融緩和でテコ入れを急ぐ国が増えているという事でしょう。

フィリピン株式への投資

フィリピン株式のチャートはこの記事上部にあるチャートをご確認ください。

フィリピンへの投資は固定資本形成・インフラ整備による成長ストーリーが一般的であり、筆者もそこにベットして投資をしています。

フィリピン債券への投資

フィリピンの国債や社債は現地には当然存在しており投資できるのですが、日本人が日本にいたまま投資をするのはなかなか難しそうです。

フィリピン債券ファンドについても、調べる限り株ファンドは見つけられますが債券ファンドはなかなか見当たりません。現地に行って証券口座を開いて投資をするのが一番なのかもしれませんが、あまり現実的ではないかもしれません。

債券ファンドだとまだ他の新興国から始めるのが良いのかもしれません。

ブラジルのブログ

トルコのブログ

因みに、利上げをしている国は以下のメキシコです。

メキシコのブログ

投資信託の選び方

フィリピン株式のファンドは数が限られているので、そこまで選ぶ大変さはないかもしれません。

しかし、海外株式に投資をする投信では、やはり外資系の運用会社の商品か、国内の運用会社でもしっかりとフィリピン株式の調査が行える体制を整えているか、そういった体制を持っている所に外部委託している商品かどうかを見る事が大切です。

信託報酬が若干高くなる傾向にありますが、信託報酬の高さばかり気にして、肝心のリサーチ体制やパフォーマンスを置き去りにしてはいけません。

日本株運用をするときは日本の運用会社の方が良いのと同じように、海外の資産で運用を行う際は、その国にしっかりと根を張って運用できる体制のある会社に託すのが良いのではないかと思います。

加えて個人的に重視しているのはレポートの充実です!投資する前も投資した後も質の高いレポートがたくさん出ている事は大切ですね。特にしっかりと相場観を記している所は重宝するものです。

フィリピンの経済ってどんなもの

フィリピンの人口

フィリピンの人口は1億人ちょっとです。出生率は2.94人と、かなり高めです。このブログの中で紹介している国の中でも一番高いと思います。今後労働人口もどんどん増えていきますので、経済規模もどんどん拡大していくでしょう。中長期的な投資対象としてとても魅力的な国だと思います。

フィリピンのGDP

フィリピンのGDPは3,000億ドル強です。

まだまだ規模としては小さいですね。

一人当たりのGDPも3,000ドル程度です。

まだまだこれから伸びていく国であるという事でしょうか。

2019年の成長率目標は6~7%

2019年3月13日、フィリピン政府は2019年のGDP成長率の目標を従来の前年比7~8%から6~7%に引き下げたと明らかにしました。

2020年も6.5~7.5%に下げています。

2019年度予算案を巡って上下両院の対立が続いていて、インフラ整備計画に遅れが出るためとしています。

2019年第二四半期のGDPは予想を下回る

フィリピンの2019年4-6月(第2四半期)のGDPは前年同期比5.5%の増加でした。

あまり数値としては良くないでしょう。

背景としては、予算案の承認が遅れによって政府の予算執行が予定通り進まなかったことがあると考えられます。

フィリピンのGDP

1-3月のGDP成長率は5.6%でした。

今回、エコノミストの予想中央値は5.9%増だったので、予想を下回ってしまいました。

フィリピンの産業

フィリピンも他の東南アジア新興国と同様に基本的には農業国です。全人口の約40%が第一次産業に従事していると言われています。

フィリピンで有名なのはビジネス・プロセス・アウトソーシング (BPO)でしょう。

特にコールセンター業が有名で、労働力が安価であることと教育水準が高いことに加えて、殆どのフィリピン人が英語に堪能な為欧米企業に人気があるようです。

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2010年にはインドを抜いて世界最大の委託先となっています。

フィリピン経済は出稼ぎ労働者からの送金がとても多い事でも知られています。

送金額はGDPの1割近くに上るなど、長年にわたりフィリピン経済は出稼ぎ労働者に支えられてきたと言っても過言ではありません。

インフラ整備が課題

この国の潜在力が大きい事は事実としてありますが、インフラの不足はその潜在力の発揮にブレーキをかけています。

インフラのレベルはスリランカも下回っていると言われており、これらの整備が喫緊の課題です。

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それゆえ、そこを解決すると一気に経済成長にエンジンがかかる、とも言えます。

この時にネックとなっているのが労働力不足です。

どうやってインフラ建設のための労働力を確保するかが悩みの種となっていて、海外への出稼ぎ労働者を呼び戻し、必要な労働力として働いてもらう、といったアイデアも出ているくらいです。

インフラ投資で欠かせないのが海外からの投資なのですが、これについては少し不安材料もあります。

以下に記すように、ドュテルテ大統領の政治手法について欧米との溝が深まっており、2017年の外国からの直接投資額は1056億ペソ(約2200億円)と前年から半減しています。

更に、政府は輸出型企業への優遇税制も縮小する方針とみられ、このままでは中長期的な成長に水を差しかねません。

フィリピンの政治

フィリピンは大統領を元首とする共和制国家です。

大統領と副大統領は、直接選挙により選出され、任期は6年、再選は禁止されています。

議会は、上院と下院の二院制で、上院は、24議席で任期6年。

3年ごとに半数改選され、下院は、214議席(憲法上は250議席までOK)です。

選挙は、2007年など3で割り切れる年に行われます。

フィリピンの大統領 ドュテルテ大統領

現在の大統領はドュテルテ氏です。

父親はフィリピンの独裁者であるフェルディナンド・マルコスの政権で閣僚を務めた経歴の持ち主で、その意味では政治に元々近い所にいた人です。

大学時代の恩師はフィリピン共産党の創設者のシソン氏であり、彼からは大統領選での支持も受けています。

その影響もあってか共産党員を閣僚に起用する案を掲げるなど、共産党との協力にも積極的です。

彼の実績は何と言ってもダバオ市長の時のものでしょう。

1988年にダバオ市長に選出され、憲法の多選禁止規定があるため、多少インターバルがあるのですが合計で7期務めます。

ドゥテルテ執政下のダバオは記録的な好況を実現し、タクシーのボッタクリが無くなるなど、治安の改善を実現しました。

2016年に大統領に就任したのちは、な麻薬撲滅のため手段を択ばない行動に出るなど過激な政策と発言で物議を醸す事も多い政治家です。

フィリピンは伝統的に親米ですが、ドュテルテは彼の恩師が毛沢東主義者であることも関係してか、中国との関係を重視している節があります。

南シナ海問題についても、国際司法裁判所がフィリピンに有利な判決を出したにも関わらず中国との二国間対話を行うなど、アメリカをはじめとする西側諸国を少し不安にさせたりしているようです。

フィリピンに投資をするときは彼の政治的発言や行動に影響を受ける事をある程度考えておかなければなりません。

2019年5月に再選され、二期目がスタート

破竹の勢いで二期目もドュテルテ大統領が勝利したわけですが、二期目は結果も求められるだけにどうなるか要注目です。

選挙期間中の主な動きは以下に記していますのでご参考ください。

【2019年5月】フィリピンの中間選挙とドウテルテ大統領の政策【2019年5月】フィリピンの中間選挙とドウテルテ大統領の政策

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