インドの統計、データに関するまとめ2019

ここでは、インド経済に関する様々なデータについて記述していきます。

但し、GDP関連に関しては以下の記事でカバーする事にします。

インドへの投資を検討する際に、同国のデータや数値がどうなっているかを確認して頂けるように編集していきます。

2019年10月

自動車販売、11か月連続で前年同月比でマイナス

2019年10月11日、インド自動車工業会が発表した9月の新車販売は、28万1736台と前年同月比27%減となりました。これで前年割れは11カ月連続となりました。

自動車販売が不振の背景は何でしょうか。

販売不振は2018年後半から金融機関の貸し渋りなどを背景に始まり、直近では経済成長の鈍化で需要が減退している事が要因です。

政府が景気刺激策を打ち出し、自動車メーカーは新モデル投入でテコ入れに取り組むが、まだ効果は見えていない状況です。

インド政府も景気対策を打ち出していますが、なかなかまだ成果に結びついていません。

2019年9月

インド企業の業績、急ブレーキ

インド企業の業績が急速に悪化しているようです。

上場約2500社の2019年4~6月期決算は純利益が前年同期比12%減となりました。

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減益は5四半期ぶりみたいです。

インド政府が経済対策を打ち出していますが、効果は限定的との見方も多く、企業業績の低迷は今後も続くかもしれません。

レポートによると、上場2574社(金融を除く)の219年4~6月期は売上高が3%増の約14兆9300億ルピー(約22兆4000億円)、純利益が12%減の約9600億ルピーとなりました。

2ケタ減益は新たな間接税導入で経済が混乱した2017年7~9月期以来ですが、今回は売上高の伸びも良くなく、需要自体が落ち込んでいる事を示唆しています。

特に内需型の企業の落ち込みが大きいのもインド経済全体の不調さを物語っています。

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要因は何でしょうか??

金融機関の貸し渋りが背景にあると言われています。

更にその裏には、大量の不良債権問題があると考えられます。

政府は不良債権処理を進めるため査定を厳しくしましたが、その結果2016年ごろから不良債権残高が急増し、金融システム全体が身動きが取れないようになってしまったのです。

こうした中、存在感を強めたのがノンバンクでした。特に自動車ローンの貸し出しを増やしてきたのです。

しかし、これも行き詰まります。

2018年9月に明るみに出た大手ノンバンクの債務不履行です。

これで、ノンバンク全体の信用不安が広がり、自動車ローンの貸し渋りが広がって急に金回りが悪くなってしまったのです。

自動車の販売不振は他産業にも波及しています。

例えば、鉄鋼需要の約20%は自動車産業向けで、相当影響が大きいようです。

経済の不調は雇用にも影を落としていて、それが結果的にGDPの5割強を占める個人消費を冷え込ませる事となるのです。

実際に、2019年4~6月期の実質GDPは前年同期比5.0%増となり、1~3月期の5.8%増から減速しました。

これは2013年1~3月期(4.3%増)以来、約6年ぶりの低水準なのです。

これによって企業は決算見込み等を下方修正したりしています。

例えば、タタ製鉄は2019年8月、2020年3月期の設備投資計画を3割削減し800億ルピーに下方修正しています。

もちろんこれによってインド株も振るいません。

モディ政権の継続で一時は過去最高値を更新したSENSEXですが、2019年7月発表の予算案への失望から売りが先行し、そこからの戻りはあまりありません。

インド株式への投資家たちは今仕込み時と言えるかもしれません。

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