ブラジルの統計・経済データのまとめ

ここでは、ブラジルの経済データや統計データを時系列でまとめていきたいと思います。

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2021年7月

景気回復期待高まる統計結果

5月サービス業売上高が市場予想を上回ったほか、足元では新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向が続いており、景気回復期待が高まっています。

また、経済省は今年の実質GDP 成長率の予測を 5月時点の3.5%から5.3%へ大幅に引き上げています。

当然これはレアルにとって上昇材料となりました。

2021年6月

経常収支の均衡が視野に入りつつある

ブラジルの経常収支の動向を見ると、鉄鉱石や大豆などの輸出価格上昇などを追い風に、ブラジルの経常赤字は縮小傾向にあります。

2021年5月時点の経常収支は、GDP比0.6%の赤字となり、均衡状態が視野に入りつつあります。

今後は、経常収支の改善も、実需取引の面からレアル相場を下支えする要因になるかもしれません。

インフレ率、前月から加速

6月9日発表の5月消費者物価指数は前年同月比+8.1%となりました。

4月の同+6.8%から一段と加速しました。

インフレ率上昇の背景は過去のレアル安の影響で輸入に依存する電化製品や、燃料価格上昇に伴う交通関連項目、並びに電力価格の上昇によると見られます。

なお、ブラジル中銀のインフレ目標は21年が3.75%で上限は5.25%です。8%を超えたインフレ率はかなり高めのものと言えます。

一方で、このインフレ率の上昇要因は概ね一過性の要因と見られる事にも注意が必要です。

その点で、ブラジル中銀が予想する、来年のインフレ率3%台への低下は、ある程度、合理的な線と思われます。

なお、直近の市場予想だと、インフレ率のピークは6月になる予想です。

1-3月期GDPは1.2%に鈍化

6月1日、2021年1~3月期のGDPが前期比1.2%増だったと発表がありました。

国際商品市況の回復でプラスを維持したものの、新型コロナウイルスの再拡大を受け、20年10~12月期(3.2%増)より伸び率は鈍化しました。

内訳は、

  • 国際商品価格の上昇を背景に農業が5.7%増
  • 製造業は落ち込んで鉱工業が0.7%増
  • サービス業が0.4%増

でした。

新型コロナの変異ウイルスの感染拡大により、経済活動を制限したことが響いたようです。

中央銀行が5月末に発表した、民間エコノミストの調査では2021年通年のGDP成長率予想は3.96%と、4月末から0.82ポイント上昇しました。

足元の通貨安が落ち着いていることに加え、年後半にかけワクチンの確保が進むことで消費や製造業が持ち直すと見込まれています。

世界経済の回復に伴い、穀物や食肉、鉄鉱石といった商品価格が上昇していることも輸出を後押しするとみられています。

2021年5月

中銀、成長予測を上方修正

ブラジル中央銀行は5月24日、第1・四半期の経済が予想外に好調だったことを受けて、今年の成長率予測を3.5%から4%に向けて修正する見通しです。

中銀は、新型コロナウイルスワクチン接種プログラムが6月に大幅に加速すると予想し、財政、政治、テクニカルな要因が組み合わさりインフレ期待が高まっていると述べました。

インフレ率は加速せず

4月消費者物価指数は前年同月比+6.76%となり、3月の同+6.10%から伸びが加速しました。

ただ 、 季節調整済みの前月比では+0.30%にとどまっており、足元でインフレ率が加速している様子はないようです。

ベース効果により5月は前年同月比で一段と上昇するも、年後半から緩やかに低下するというのが多くの人の見方のようです。

2021年3月

インフレ率は4年ぶりの高い伸び

ブラジルの2月のインフレ率は、4年ぶりの高い伸びとなりました。

来週の金融政策会合を控え、中央銀行に大幅利上げを求める圧力が強まっている。

2020年通年のGDPは▲4.1%

3月3日、2020年のGDPが前年比で4.1%縮小したと発表しました。

新型コロナウイルスの感染拡大の打撃を受け、16年以来のマイナス成長となりました。

分野別では製造業が同3.5%減、サービス業は同4.5%減、家計消費が同5.5%減と、輸出が好調だった農業をのぞくすべてのセクターでマイナスとなりました。

感染拡大が本格化した3月末から多くの州で経済活動を制限したことによる影響です。

2021年に入ってからもブラジルの新型コロナの感染拡大は落ち着いておらず、厳しい状況です。

レアルも安い状況で足元のインフレ率は高いままとなっており、失業率も歴史的に高い水準です。

もちろん良い兆候もあります。

ボルソナロ政権の経済活動を優先した動きに加え、昨年半ば以降の世界経済の回復も追い風に景気は底打ちしており、10ー12 月の実質 GDP 成長率も前期比年率+13.26%と 2 四半期連続のプラス成長となりました。

ただ、変異型ウイルスが猛威を振るっており、サンパウロで行動制限が再強化されるなど、景気の先行きに不透明要因が山積する状況は変わりません。

2021年2月

インフレ率はわずかに加速

2月9日発表の1月消費者物価指数は、前年同月比+4.56%となりました。

2020年12月の同+4.52%からわずかに加速したものの、市場予想の+4.62%は下回りました。

前月比は0.25%で前月から低下しています。

ただ、その背景は電力料金や航空運賃の引き下げなど、一時的なものと言えます。

今後の物価動向は、食料品価格上昇などによる上ブレが消失した後も、中国経済回復による輸出環境の改善、原油価格の上昇、財政政策の下支え(緊急補助金)などを受け、低下しにくい展開が想定されています。

2021年1月

政府債務が約18%増、バラマキ政策が主因

ブラジル政府は1月27日、2020年末の政府債務残高が前年比17.9%増の5兆レアルだったと発表しました。

新型コロナウイルスの感染を受けて財政支出を拡大したことで、増加額は過去最大でした。

野放図な財政出動は通貨安を招き、物価上昇でさらに景気を下押しする悪循環になりかねません。

要因は、ボルソナロ政権による現金給付策です。

低所得者や失業者向けに、最低賃金の60%にあたる月600レアルを配りました。

のちに半額に縮小したものの、年末まで全国民の3割以上となる6600万人に支給した一方で税収も落ち込んだため、この様な数値となりました。

インフレ率が上昇傾向

1月12日、12月の消費者物価指数が発表され、前月比1.35%上昇、前年同月比で4.52%の上昇でした。

これはエコノミスト予想を上回った。前年同月比では4.52%上昇と、昨年のインフレ率目標の4%を超えました。

2020年12月

7-9月GDPは前期比+7.7%

12月3日発表された2020年7~9月期のGDPは前期比7.7%増でした。

4~6月期の9.6%減から復調し、3四半期ぶりにプラスを記録しています。

内訳は、

  1. 製造業は前期比14.8%増、
  2. サービス業も前期比6.3%増
  3. 家計消費は7.6%増

と特に製造業が強かったようです。

また、金融緩和で不動産価格や株価が堅調な中、富裕層の消費も活発となりました。

政府の財政支出も景気刺激策として奏功しており、ボルソナロ政権は低所得者や失業者向けの現金給付を実施しており、これが家計消費の落ち込みを防ぎました。

もっとも今後の見通しは予断を許しません。

他の新興国と同様に財政不安が付きまといます。

巨額の財政出動で政府債務のGDP比率が90%に達している状況です。来年にはすべての政策が終了する事もあり、引き続き慎重にこの先の景気を見ていく必要があります。

2020年11月

統計は引き続き回復を示唆

2020年11月11日発表の9月小売売上高は、前月比0.6%プラス(前年同月比+7.3%)でした。

市場予想は下回ったものの回復の継続が確認されました。

また、11月12 日発表の9月サービス業売上高は 、市場予想を上回る前年同月比▲7.2%で前月の同▲10.0%からマイナス幅が縮小しました。

経済データは回復を示唆

2020年11月4日発表の9月鉱工業生産は前月比+2.6%となり、コロナ前の水準を回復しました。

また、11月3日発表の10月マークイット製造業PMIも66.7と統計開始以来の最高を記録しており、生産活動の順調な回復を示唆しています。

また、5日発表の10月マークイットサービス業PMIも前月の50.4から52.3に上昇しています。

2020年9月

中央銀行、2020年GDP見通しを上方修正

2020年9月24日、ブラジル中央銀行は今年のGDP見通しを上方修正しました。

四半期インフレ報告で、第3・四半期に新型コロナウイルス危機による打撃が和らいだことを受け、2020年のGDP見通しを当初の6.4%減から5.0%減に上方改定しました。

これで政府や市場の見通しに近づきました。

2021年のGDP見通しは3.9%増としましたが、通常より不透明感が高いとした上、安定的に回復するためには財政・経済改革が必須との見方を示しました。

中銀は来年の見通しは改革の継続次第だとして、新型コロナのパンデミックが和らぎ、交通や消費がコロナ前の水準に徐々に戻ることも想定していると述べました。

今年のGDP見通しは、政府が4.7%減、中銀の最新エコノミスト調査は平均5.1%減となっています。

物価について中銀は、食品の値上がりで短期的には大幅に上昇するものの、その後和らぐとの見通しを示しました。

年内に2.85%上昇に達するとしました。

一方、長期的には依然として、物価目標である20年の4.0%上昇と2021年の3.75%上昇に届かないとの見方を示しました。

足下で回復傾向示すブラジル経済

足元のブラジル経済は、主な統計データが回復を示しつつあり、また主要都市で経済封鎖措置が解除されるなど、徐々に経済活動の再開への動きが広がり始めています。

統計データで見ると、

  • 7月の小売売上高が前月比+5.2%と市場予想(同+1.3%)を上回る回復
  • 7月の鉱工業生産も同+8.0%と市場予想(同+5.9%)を超える

など、回復を見せ始めています。

また、2020年のブラジルの実質GDP成長率の市場予想も、3ヵ月前と比べて見通しが上方修正されています。

9月時点では、2020年の実質GDPは前年比5.1%のマイナス成長が予想されているものの、2021年には同3.5%のプラス成長への転換が見込まれています。

ブラジル経済は、一時は深刻化した新型コロナウイルス感染拡大による景気低迷を乗り越え、回復に向かいつつあると言えるかもしれません。

消費者物価指数は2.44%

2020年9月9日発表の8月消費者物価指数は前年同月比2.44%でした。

これは市場予想に一致した数値です。

食品・飲料や運輸ガソリン価格などの上昇を主因に 、今年5月のボトムから緩やかに加速しています。

今後数カ月で中銀によるインフレ目標(2.5%~5.5%)内に回帰する見込みです。

サービス業PMI、鉱工業生産共に前月から回復

2020年9月3日発表の7月鉱工業生産は前年同月比▲3.0%(6月は▲9.0%)、8月マークイットサービス業PMIが49.5(7月は42.5)となりました。

どれも前月を上回る結果で、1日発表の製造業PMIと合わせて、足元の経済活動は改善傾向にあることが示されました。

製造業PMIは統計開始以来最高

2020年9月1日発表された8月マークイット製造業PMIは64.7(7月は58.2)と統計開始以来の最高を記録しました。

製造業の持ち直しを示唆しています。

4-6月期GDPは前期比▲9.7%

2020年9月1日発表となった2020年4~6月期の実質GDPは前期比9.7%減でした。

これは2四半期連続のマイナス成長で、16年以来の景気後退入りとなります。

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し、金融危機や資源バブルの崩壊時を上回る落ち込み幅となりました。

この下落幅は1996年の統計開始以来、過去最大となり、ブラジル経済の規模は2009年の水準に戻りました。

内訳は、

  • 製造業が前期比で12.3%減
  • サービス業が同9.7%減
  • 農業は輸出が堅調で0.4%増

となりました。

小売売上高をみると、個人消費は既に6月には急速に回復しています。

早期に持ち直した背景としては、

  1. 5月以降、経済活動の再開が大きく進展したこと、
  2. 非正規雇用者など向けの緊急補助金給付といった積極的な財政政策が功を奏したこと

などが挙げられます。

また、この緊急補助金の給付は8月に終了する予定でしたが、ボルソナロ大統領は、2020年末まで延長することを決定しました。

そのため、下半期も個人消費の強力な下支えとなると思われます。

足下では製造業を中心に企業マインドが急回復している上、低所得者層への現金給付などによりブラジル経済は最悪期を抜け出しつつあるようですが、政策余地には乏しさもあり、今後素直に経済が回復するかどうかは分かりません。

2020年7月

今年の成長率見通しはマイナス5.8%に改善

2020年7月27日、ブラジル中央銀行が公表した週間エコノミスト調査で、今年の成長率見通しが4週連続で改善したほか、経常赤字の見通しが5週連続で縮小しました。

依然としてマイナス成長ですが、危機からの回復の兆しが出始めている可能性があります。

今回の「FOCUS」調査で、ブラジルの今年の経済成長率はマイナス5.8%との見方が示され、前週のマイナス5.95%、1カ月前のマイナス6.5%から改善しました。
今年の経常収支については、83億ドルの赤字になるとの見方が示され、赤字幅の見通しは5週連続で縮小しました。
1カ月前の予想の平均は135億ドルの赤字、5月時点では約400億ドルの赤字が予想されていました。

年末時点の政策金利は、4週連続で2.00%との見通しが示されました。

中銀は来月の決定会合で政策金利を0.25%引き下げて過去最低の2.00%とするとみられています。

製造業PMIは大きく上昇

2020年7月1日発表の6月マークイット製造業PMIは51.6と5月の38.3から大きく上昇し、節目の50も上回りました。

景気は依然として低位ですが、方向感としては改善していることが示されました。

2020年6月

消費者物価指数は下落傾向

足元のインフレ率の低下が利下げを後押ししています。

拡大消費者物価指数(IPCA)は2020年4月の前年同月比+2.4%から5月は+1.9%へと低下し、中央銀行のインフレ目標圏(4.0%±1.5%)の下限を下回っています。

今年はマイナス6.5%成長、中銀調査

2020年6月8日、ブラジル中央銀行が発表した週間市場調査によると、2020年のGDP成長率見通しは平均マイナス6.5%となり、17週連続で悪化しました。

前週の調査ではマイナス6.25%と予想されていました。

世界の大手銀行の予想をまとめた調査の改定値はマイナス7%以上でした。

今回の数値は、政府見通しのマイナス4.7%をほぼ2%ポイント下回った数値です。

また、今年の物価上昇率は1.53%との見通しが示されました。

この数値は過去最低で、中銀のインフレ目標の4.0%を大幅に下回るレベルです。

記録的な資金流出

ブラジルでは、株式・債券市場の外国人投資家が一斉に資金を引き揚げ続けています。

資金流出は、ボルソナロ大統領の振る舞いで国が混乱状態になることを恐れているためと思われます。

外国人投資家は2月から5月までの4カ月間にブラジルの株式市場から118億ドルの資金を、2月から4月にかけては債券市場から187億ドルをそれぞれ引き揚げたようです。

ブラジルから国外へ流出した資金は、大半の新興国からの流出を大きく上回っています。

新興国全体としては、3月にほぼ830億ドルの資金流出に見舞われたものの、投資家が先進国で得られるより大きなリターンを求めたことから、4月と5月には計230億ドル近い資金が戻ってきて、一部には資金の流れに反転もみられます。

一方でブラジル人はブラジルに楽観的です。

外国人投資家は株式・債券市場から大量の資金を引き揚げたものの、ブラジル人投資家がほぼ同じ額を市場につぎ込んだと見られます。

外国人投資家の資金がいつ戻ってくるかが、ブラジル資産の戻りを試すポイントになりそうです。

2020年5月

1-3月のGDPは▲1.5%

ブラジルの1~3月期の実質経済成長率は前期比1.5%減で、5四半期ぶりのマイナス成長となったようです。

国内経済への直接的な影響は限定的でしたが、輸出低迷に引きずられる形で製造業・サービス業ともふるいませんでした。

回復途上にあった家計消費も低迷していて、新型コロナの影響が出始めています。

家計消費は13四半期ぶりにマイナスです。

輸出が前期比0.9%減とマイナスに転落して、国内経済に波及しました。
ブラジルは15~16年のマイナス成長から回復途上にあった所が、新型コロナで冷や水を浴びせられました。

経済活動指数は過去最大の落ち込み

ブラジル中央銀行が発表した3月の経済活動指数は前月比5.9%低下し、統計を開始した2003年以来最大の落ち込みとなったようです。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために3月下旬に導入したソーシャル・ディスタンス措置が響きました。

市場予想は6.95%低下でした。

第1・四半期の経済活動指数は1.95%低下でした。

新型ウイルスの危機や外出自粛の影響を完全に反映する前からGDPが急減したことを示しています。

4月のインフレ率は前月比▲0.3%

2020年5月8日に発表された4月の拡大消費者物価指数(IPCA)は前月比0.31%下落し、1998年8月以来の大幅なマイナスとなりました。

新型コロナウイルスの危機と景気後退により物価が急落し、金利はさらに低下するとみられます。

市場予想は0.2%下落でした。

燃料価格が10%近く下落し、ガソリンは9.3%下落と、値下がりが目立ちました。

3月の3.3%上昇から鈍化し、市場予想の2.49%上昇を下回っています。
中銀の物価目標である4.00%を大幅に下回っています。
次回会合で利下げすることを示唆した中銀ですが、データでもそれが後押しされました。

2020年4月

中央銀行、ブラジル経済は第4四半期に回復へ

 2020年4月18日、ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁はブラジル経済が2020年第4四半期から回復しはじめるとの予想を示しました。

総裁はインタビューで

「第4・四半期には改善するだろう。問題は第3四半期にどの程度影響があるかだ」

と述べました。

ブラジルの感染者数は中南米最大ですが、ボルソナロ大統領は新型コロナの深刻さを繰り返し否定し、経済被害はウイルスより多くの人を殺すとして、隔離政策を批判しています。

こうした政治の混乱が回復を遅らす懸念もあります。

IMFは2020年の成長予想を▲5.3%と予想

2020年4月14日発表のIMF世界経済見通しでは、2020年のブラジルの成長率が▲5.3%になると見込まれています。

もちろん前回から大幅に下方修正されたものです。

また、2021年は+2.9%にとどまり、新型コロナウイルス問題が終息しても景気回復は緩やかになるとの見方が示されています。

2020年3月

2019年の成長率は1.1%

2020年3月4日に発表された2019年のGDPは前年比で1.1%増でした。

伸び率は17~18年の1.3%から微減となりました。

理由

隣国アルゼンチンの景気低迷や中国でのアフリカ豚熱(ASF)のまん延で、経済をけん引してきた輸出が減少に転じた為です。

政府は20年に2%台の成長を目指していますが、新型コロナウイルスの影響もあり、達成は微妙な感じになっています。

内訳ですが、家計消費が1.8%増、設備投資など固定資本形成が2.2%増とプラスを維持したが、輸出が2.5%減で全体の足を引っ張った形です。

輸出がマイナスとなるのは5年ぶりで、最大の貿易相手である中国への飼料用大豆の輸出が大きく落ち込んだのが響きました。

19年10~12月期は前期比で0.5%、前年同期比で1.7%増だった。プラス成長は維持しているものの、伸び率は低調だ。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ブラジルの主要輸出品目である農畜産物や資源価格は下落基調が続いています。

レアルは1ドル=4.5レアルと過去最安値を更新するなど、対ドルで年初来から1割以上低い水準で取引されており、輸入品に頼る製造業などで影響が出始めています。

2020年1月

2019年の就業者数が2013年以来の大幅増

2020年1月23日、ブラジル政府は2019年12月の就業者数が30万7311人減少したものの、通年では2013年以来となる大幅な雇用の伸びが見られたと発表しました。

12月は通常、雇用が減る月とされています。

2019年通年の就業者数は64万4079人の純増と、前年の52万9445人を20%超上回った数値です。

季節調整済みでは、20199年の就業者数は2013年に記録された112万人以来、最大となりました。

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