インドネシア・ルピアの動きの経緯とまとめ2019

ここでは、インドネシア・ルピアに的を絞って見ていきます。

インドネシア国債やインドネシア株式に投資をする際も、通貨ルピアの動きは極めて重要です。ジョコ政権の政策や金融政策と合わせてチェックしていくと良いでしょう。

インドネシア全般については、インドネシアルピア 失敗しないためのポイント!

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インドネシアの経済政策については、インドネシア・ジョコ政権の経済政策のまとめ2019

 

インドネシア・ルピアのチャート

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まずはチャートから

【インドネシアルピア・日本円のチャート直近5年間(出所:TradingView)】



2019年8月

7月と打って変わって8月は軟調に

2019年8月に入ってからインドネシア・ルピアが軟調です。

インドネシア・ルピアは2019年7月に対米ドルで+1.6%と主要アジア通貨最大の上昇率を記録しましたが、8月に入ってから軟調になりました。

【インドネシアルピアー日本円の直近1か月間の動き(出所:TradingView)】

7月に流入した資本が逆流し相場を押下げた形です。

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なぜ7月に資本が流入したのでしょうか
7月に資本が流入した背景

  1. 米利下げ期待による先進国長期金利の低下
  2. 6月のG20で米中摩擦が緩和されたこと
  3. 人民元相場の安定化に伴うルピアの変動性の低下
  4. キャリー取引の活発化
  5. 5-6月の貿易収支の改善
  6. 5月末のインドネシア国債の格上げ

といった所があげられるでしょう。

しかし、その後の7月末のFRBの利下げが長期的な利下げの始まりではないと発言した事やその後の米中貿易摩擦の激化で、世界的にリスクオフとなり、インドネシアルピアも同様の下落となってしまったのです。

7月に中央銀行は利下げを開始したわけですが、今回のリスクオフがどう影響するか、インドネシアルピアを見る上で大切なポイントとなるでしょう。

2019年5月

2018年12月以来の低水準

インドネシア・ルピアは2019年5月22日、対ドルで0.28%下落し、昨年12月28日以来の低水準となる1ドル=1万415ルピアをつけました。

これに対してインドネシア中央銀行の高官は、ルピアを安定させるために「市場にいる」と述べ、今のルピア安が、輸入のための(ドル)需要と配当の資金還流のために起こっているもので、心配するに足らないとコメントしています。

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